舌癌とは
舌にできる癌を舌癌(ぜつがん)といいます。
舌癌になると痛みはあまり生じませんが、舌の周囲がえぐれて、ひどい口内炎のようになり、その部分から出血が続きます。「舌からの出血が続く」「長期間口内炎が治らない」「舌に白いコケの様なもの(=白斑)がついている」といった症状がある方は、早めに耳鼻咽喉科を受診することが必要です。舌癌の発見が遅れてしまいますと、癌が進行して舌を切除することになります。
舌癌の原因・メカニズム
喫煙や飲酒、歯が常に舌に当たることで、舌が刺激を受けることが最大の原因です。舌癌は舌の辺縁(舌の縁、周り)に起こり、舌の中心部には起こりません。
舌癌の治療
舌癌の治療法は、手術が必要になることが多いのですが、初期のものでは放射線治療の1つである組織内照射を行う場合もあります。
当院では、舌癌の手術は行っておりませんので、連携病院に紹介させていただきます。