てらお耳鼻咽喉科の医療用ピアス・ピアスの穴あけ・ファーストピアス
<このような方におすすめです!>
ピアスの穴あけが怖い、不安な方
希望通りの位置に綺麗に穴をあけたい方
炎症などのトラブルが不安な方
清潔、安全な場所で行いたい方
ピアスの穴あけは、正しい知識を持たずに行うと、トラブルを引き起こす場合もあります。
自分でピアスの穴を開けてしまう方もいらっしゃいますが、ピアスの穴の位置がずれてしまうことや、衛生面でも感染・炎症といったトラブルを引き起こす原因になります。ピアスの穴を開けるのは医療行為ですので、必ず医療機関であけるようにしてください。
てらお耳鼻咽喉科では、医師が責任をもってピアスの穴あけを実施します。痛みが少なく、安心・安全なピアッシング(ピアスの穴あけ)が可能です。
初めに穴をあける位置についてもヒアリングしますので、希望通りの箇所に穴をあけることが可能です!
ご希望の方は是非当院までご相談ください。
金属アレルギーについて心配な方は事前にご相談ください。
ピアスホール(穴をあける場所)の決め方
今後色々なピアスを楽しんでいく上で、ピアスの位置は非常に重要です。また、今後ピアスホール(穴)の数を増やしていく可能性があるのかということも重要になります。安全面を考慮すると、耳たぶの縁ギリギリの場所と、軟骨の近くは避けた方がよいでしょう。耳たぶの縁ギリギリの部分は、ピアスを引っかけた時に耳たぶが裂けてしまうという危険があります。軟骨の部分は感染に弱かったり、血流が悪かったりするのでピアッシング後のトラブルが起こりやすいです。一度炎症を起こしてしまうと元に戻りにくく、変形を残してしまうことがあります。耳の形は左右対称でないことが多いので、ピアスを開けることに慣れている医師に開けてもらうことが良いでしょう。位置についてもご相談の上、決めていきましょう。
ピアスを空けるまでの流れ
①まず、お好きなデザインを選んでいただきます。複数空ける場合はそれぞれ違うデザインのものを選んでいただきます。複数箇所に穴を空ける場合は、それぞれ異なるデザインを選ぶことも可能です。
②穴を空ける位置を決めます。看護師がご希望を伺いますので、目印をつけて鏡で確認しながら決めていきます。
③専用の装着機を用いて、穴あけを行います。耳たぶの穴あけと装着まで同時に行えるため痛みや出血は少なく、穴あけが可能です。
ピアスを開けた後に腫れたり膿んだりといったトラブルがあればお気軽にご相談ください。
料金
ファーストピアス代込みで1穴2800円、両耳に1穴ずつ開けると5600円です。ピアスはBlomdahl Medical Ear Piercing
(医療用ピアス)を使っています。
※健康保険の適応はありません。
穴を開けた後の注意事項
・ピアスの穴が完成、定着するまでピアスは外さないでください。
ピアスの穴が完成する前にピアスを外すと、トラブルを起こしやすくなったり、穴が埋まってしまったりすることがあります。ピアッシング(ピアスの穴あけ)をしてから、約1ヶ月間(4〜6週間)触らないようにしましょう。
・ピアスの穴を手入れしましょう。
1日1回、細菌感染を生じないように、専用の消毒薬で消毒を行いましょう。かぶれや炎症を起こさないように清潔に保つことが大切です。
・ピアスをひっかけないように注意しましょう。
衣服の脱ぎ着の時や、お風呂上りのタオルドライの際に、ピアスを引っ掛けないように注意しましょう。ピアスが引っかかってしまうとピアスホールが引き伸ばされて裂けてしまったり、痛みが生じてしまいます。
ピアスの穴あけ・ファーストピアスで起きやすいトラブル
・ピアスの穴の細菌感染
ピアスの穴をあけた時に、穴から細菌が感染して、炎症を起こす場合があります。このような症状が現れた際には、ピアスの穴に医療用シリコンピアスを挿入して、2〜4週間外さないようにします。細菌感染に対して、抗生物質の内服薬や外用薬を使用する場合もあります。
・かぶれ(消毒薬によるかぶれ・金属アレルギーによるかぶれ)
ピアスの穴を開けた後、ピアスの穴とその周囲部にかゆみがでたり、膿のようにジクジクと汁が出たり、赤くただれたりすることがあります。このような症状がある場合、次の二つの可能性があります。
①消毒薬によるかぶれ
市販の消毒液を使用したときに起こりやすい症状です。
②ピアスの素材による金属アレルギー
金属アレルギーがある方は、ピアスが原因で症状が患部にあらわれることがあります。
当院では、金属アレルギーに配慮し、チタン製のファーストピアス(医療用ピアス)を取り扱っております。
https://blomdahl.jp/formedicalcare.html
・ピアスの埋没
ピアスを付けたまま寝てしまったり、キャッチを押し込みすぎてしまったりした時に起こりやすいトラブルです。ピアスが埋没してしまった時は、局所麻酔をして皮膚を切開して埋没したピアスを取り出す必要があります。
・ピアス裂傷(れっしょう)
ピアスの穴の位置が耳たぶの縁のギリギリにあったり、重みのあるピアスを使い続けたり、何かにピアスが引っかかったりした際に、耳たぶが切れてしまう場合があります。
・表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)
ピアスの穴あけの際の刺激やピアスを入れる際にできた傷などが原因で、ピアスの穴に、嚢腫(のうしゅ)といわれる袋状の構造物ができてしまうことがあります。嚢腫内に粘性の液体が貯まって頻回に炎症を起こすときには、手術が必要になります。
・ピアスケロイド
穴をあけた箇所が硬くなったり、赤く盛り上がったりすることがあります。ケロイドができやすい体質の方はピアッシングはおすすめしません。ケガの痕や手術痕が赤く残ってしまいやすい人は、ケロイド体質の可能性があります。ピアッシングをする前に医師ご相談ください。
よくあるご質問
- ファーストピアスは普通のピアスと違いますか?
- 穴を開けるのには、医療用ファーストピアスというピアッシング専用ピアスを使用します。これは普通のピアスとはピアスの軸(ポスト)の長さ・太さ・素材(アレルギー対応素材)が違います。医療用といっても、見た目は普通のピアスと同じで色々なデザインがあります。1か月程度は同じピアスを付けていることになりますので、お好きなデザインをお選びください。ファーストピアスはシングルユースです。
- 料金はいくらですか?
- ファーストピアス代込みで1穴2800円、両耳に1穴ずつ開けると5600円です。ピアスはBlomdahl Medical Ear Piercing(医療用ピアス)を使っています。
(※健康保険の適応はありません。) - 痛みは生じますか?
- パチンとした痛みが一瞬あります。ピアッシングをした直後は、しばらく「ジーン」としたような痛みがありますが、数時間ほどで落ち着きます。
- いつから普通のピアスが付けられる?
- ピアッシング(ピアスの穴あけ)をしてから1か月程度はファーストピアスを外すことはできません。1か月程度たって穴が安定してきたら、お好みのピアスに付け替えていただくことが可能です。しかし、痛みが続いたり、膿んできてしまったり、炎症を起こしてしまっている場合はそのまま放置せず、当院までご相談ください。