喉頭腫瘍(こうとうしゅよう)とは
喉頭は喉の奥にあり呼吸や発声を担当している器官で、この部分にできた腫瘍が喉頭腫瘍です。喉頭腫瘍ができると、声がかすれたり、呼吸が苦しいなどの症状が起こります。喉頭腫瘍には、良性と悪性があり、悪性のものを喉頭がんといいます。
良性のものは、乳頭腫が有名です。
▼写真は喉頭乳頭腫
喉頭腫瘍の原因・メカニズム
喉頭がんの主な原因は喫煙です。たばこを長期間吸っていると、たばこに含まれているニコチンにより、喉の粘膜に刺激が続くことで、遺伝子に傷がつき、がんを発症します。
喉頭腫瘍の治療
喉頭ファイバーで喉の奥に腫瘍があるかを確認し、診断を行います。
喉頭腫瘍があった時には、治療のために基幹病院を紹介します。
良性腫瘍の場合、手術やレーザー照射による治療が一般的です。
悪性腫瘍(喉頭がん)の場合、がんの進行状況に応じて治療法が異なります。
放射線、抗がん剤、切除手術を組み合わせて行います。