咽喉頭炎(いんこうとうえん)とは
喉に炎症が起こり、痛みが生じることを咽喉頭炎といいます。
以下の症状が起こります。
・喉の痛み
・イガイガ感
・声がかすれる
・ものが飲み込みにくい
・咳
これらの症状が気になるようなら当院までご相談ください。
咽喉頭炎には、一時的な症状ですぐ治るもの(急性咽喉頭炎)と1ヶ月以上症状が持続し、なかなか改善しないもの(慢性咽喉頭炎)があります。
咽喉頭炎の原因とメカニズム
急性咽喉頭炎=短期間で治る咽喉頭炎
細菌やウイルスなどの感染が原因で、咽頭粘膜に短期間の炎症が生じます。
慢性咽喉頭炎=長期間症状が続く咽喉頭炎
長期間にわたって喉の奥の粘膜に刺激が加わると、自然に治りにくい状態になってしまいます。
一番多い原因は喫煙です。他にも、カラオケなどによる喉の使いすぎ、無理な発声が原因となることがあります。
職業柄、幼稚園や学校の先生、飲食店の店員など、喉を酷使する方々は特に注意が必要です。
咽喉頭炎の治療
・急性咽喉頭炎
細菌感染が原因と見られる場合には、抗生物質を処方します。
喉の痛みが強く食事ができない場合には、数日間、抗生物質とステロイドの点滴を行います。
・慢性咽喉頭炎の治療
喉の粘膜の炎症を抑える薬を処方します。また症状の悪化を抑えるためにも、喉の使いすぎには気を付けましょう。