逆流性食道炎とは
逆流性食道炎は、胃酸が喉に逆流することで、喉から食道にかけて炎症が起きる病気です。
胸やけ、胸がむかむかする、酸っぱいものがこみあげてくる、食べ物が喉や胸につかえる感じ、胃もたれなどの症状が一般的です。
胃酸が喉に上がってくると、喉に炎症を起こします。また、胃酸の刺激により喉頭肉芽腫(こうとうにくげしゅ)ができることがあります。これらは、喉の違和感の原因となります。
▼喉の奥にできる喉頭肉芽腫
逆流性食道炎の原因・メカニズム
「脂っこいものや甘いものが大好き」「夕食の時間が遅い」「食事の後すぐ横になる」といった食生活が、逆流性食道炎の原因です。また、喫煙や過度なアルコール接種も控えることが必要です。
逆流性食道炎の治療
胃酸を抑える薬(PPI:プロトンポンプ阻害剤)を内服します。
日常生活の注意点として、1回の食事量を減らす、夕食の時間を早くするなどの対策が必要です。