ご挨拶
このたび、大田区蒲田 あやめ橋近くにて「てらお耳鼻咽喉科」を開院させていただきましたてらお耳鼻咽喉科 院長の寺尾 元(はじめ)です。
私は平成4年に昭和大学を卒業後、21年間基幹病院で研鑽を積んできました。基幹病院の役割上、重病の患者さんが優先されてしまう傾向があり、軽症の患者さんがどうしても後回しにされていました。そんなとき、この患者さんとお会いできる時間が増えたら、もっといい治療ができるのにといつも思っていました。
軽症の病気では自然治癒力がありますので、時間をかければ医療機関を受診しなくても完治することもめずらしい事ではありません。ただそこまで待っていられる方は少ないと思います。この辛い症状を少しでも早くなんとかしてくれと思われるのではないでしょうか。
当たり前の病気をきちんと治す事って結構難しいのです。
例えば「咳が止まらない」という症状の時、考えなければいけないことはたくさんあります。
風邪を引いて気管支炎になっているのか、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の鼻汁がのどに流れ落ちているのか(後鼻漏)、喘息になっていないか、肺の病気はないかなど、これらのことを考えながら診断を勧めていきます。診断が間違ってしまうと、当然治療が変わってしまいますので、いつまで経っても症状は改善しません。いわゆる咳止めは気管支炎には有効ですが、せき喘息や、後鼻漏による咳を止めることはできません。のどが痛いという症状では、のどの奥が腫れて窒息しかかっていたり、癌ができていることもあります。
この際に怖いことは初期にはご本人にあまり自覚症状がないことです。病気がある程度進行する、突然症状が出てきますが、そうなると手遅れになることがよくあります。
自分の判断で選んだ薬局の薬を飲んでも治らなかった経験はありませんか?やみくもに薬だけ飲んでも病気は絶対に治りません!!最低限必要な診察や検査を施行し正しい診断をつけて適切な薬を内服することが、結局は時間もかからずお財布にも優しいのです。
私はそんな診療を心がけています。もし当院で対応できない病気や当院よりいい治療ができる施設があるときには、迷わず他施設をご紹介いたします。私には21年間で築いてきた数多くの医師、歯科医師の仲間がおります。皆、並の医師、歯科医師ではありません。有名病院や予約の取れないクリニックで活躍しているスーパードクターで、てらお耳鼻咽喉科の誇れるサポーターです。
最高の医療を提供できるよう全力で皆様の治療にあたらせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
院長 寺尾 元
院長略歴
- 平成 4年 3月
- 昭和大学 医学部卒業
- 昭和大学病院 耳鼻咽喉科
- 太田総合病院太田熱海病院 耳鼻咽喉科
- 富士吉田市立病院 耳鼻咽喉科
- 東京都立荏原病院 耳鼻咽喉科 などを経て
- 平成16年 4月
- 昭和大学藤が丘病院 耳鼻咽喉科 専任講師
- 平成19年 4月
- 昭和大学藤が丘病院 耳鼻咽喉科 准教授
- 平成21年 8月
- 東京都保健医療公社 荏原病院 耳鼻咽喉科 医長
- 平成25年10月
- てらお耳鼻咽喉科 開設
資格
日本耳鼻咽喉科学会 認定専門医
身体障害者福祉法 第15条指定医
医学博士